2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

洒落怖まとめ 不可解な体験Part74より「電線を歩くおっさん」

小さいときから度々、電線の上を歩くおっさんを目撃してきた。 電柱の上にいるのではない、電線の上を命綱もなく歩くのだ。…洒落怖まとめ 不可解な体験Part74 - 電線を歩くおっさん

洒落怖Part24より「復讐」

その横断歩道は普段は人通りが少ないというので、信号がボタン式になっているのね。普段は信号が点滅していて、自動車のドライバーに「気をつけて進め」のサインを出す。 で、人が横断するときは、ボタンを押すと信号が赤になる。 けれども、その横断歩道を…

洒落怖Part1より「雪山」

ラジオで聞いた、あるカメラマンの話。ある雪山に助手と撮影に行った。雑誌の仕事だった。 撮影何日か目に助手が怪我をした。 まだ予定枚数撮れてないので、雪山を降りる事は出来ず撮影続行。 助手の怪我は悪化し、何日後かに助手は死亡。 それでも仕事を終…

洒落怖Part226より「糸」

小学生のときに兄と私と友人数人で、地域で有名な公園によく遊びに行っていました。 その公園は他校との境界近くにあるので、他校の生徒とも仲良く一緒に遊んでいました。ある夏休みの日の事。 近くにある市民プールに行って、帰り道にその公園に寄ったとこ…

洒落怖Part247より「黄泉の世界」

皆さん、こんばんは。 今宵も暑いですね。自分は某都内の大学で古代史を専攻している者です。 専攻は古代史ですが、考古学も学んでいるので発掘調査にも参加しています。 発掘調査なんてものは場合によっては墓荒らしと大差ないんです。 故に色々と出てきま…

洒落怖まとめ 何でもいいから怖い話を集めてみない? Part2より「ある解体の仕事」

建設会社を経営している。あるとき、不思議な依頼を受けたことがあった。古い家の解体の依頼だった。割が随分と良かったので嬉しかったが、その仕事にはいくつかの条件が付けられていた。内装を剥がしたら外装に入る前に床下を攫って欲しい、こちらから派遣…

洒落怖Part278より「埋めた井戸」

もう二十年来連絡を取っていないですが、かなり前に勤めていた道路舗装作業員の人で、通称を「春さん」という大先輩がいました。その春さんが語ってくれた井戸についての話です。春さんが道路舗装の仕事を始めて五年ほど経ったときに、ある仕事が舞い込んで…

洒落怖まとめ 何でもいいから怖い話を集めてみない? Part2より「20年後にまた」

小学校四年生の夏休みのことで、今でもよく覚えてる。川と古墳の堀をつないでる細い用水路があって、そこで一人で鮒釣りをしてたんだ。三時頃から始めたんだけど、いつになくたくさん釣れるので面白くてやめられなくなった。 だんだんあたりが薄暗くなってき…

洒落怖Part284より「村の秘密」

俺の実家は田舎である。いわゆる限界集落である。地元の集落にはひとつの特色がある。高齢者がのきなみ創価学会の会員なのだ。去年の春の頃、俺は市内にある大型古書店に出かけた。 店の中を巡っているうちに、変わった本を見かけた。 なんとその本は、俺の…

洒落怖Part159より「樹海探索記」

卒業旅行で富士の樹海に行った大馬鹿者です。幽霊が見たいというだけで友達と富士山の近くまで行きました。青春十八切符を使って。富士にたどり着くまでですでにへとへとでした。宿に着いてみると、宿のおばちゃんがいかにも怪訝だという顔をして、何をしに…

洒落怖まとめ 時空のおっさんPart2より「事情聴取」

12時過ぎくらいまで家でドンキーコングWiiやってたんだ。彼がソファーで寝てて、そろそろお風呂に入って欲しかったからゲーム止めてチャンネルをお願いランキングに替えた後、起こそうと思って声をかけたんだ。 そしたら背筋がピキッてなって、『…ッ』と前屈…

洒落怖まとめ 時空の歪みPart11より「別の世界談義」

自分の認識が実際とずれている、ということがある。例えば、ある会社のロゴが思っているものと全然違っていたり。 例えば、ある有名人は既に亡くなっていると思い込んでいて、実際は存命だったり。そのような、世界に対する認識のずれ、なぜかは分からないが…

洒落怖Part296より「道祖神の役割」

実家は長野の大した田舎にある。家の意識がまだ強く残っている土地柄で、村の成り立ちというのも、本家を中心として分家が家を連ねたというもの。子供の頃はその田舎に行って遊んでいたりした。俺が小学生だったときのこと、本家集落にあった道祖神を動かす…

洒落怖まとめ 山怖Part60より「ヤマセ」

民話を収集してるが、岩手は遠野市に通いつめる渓流釣り師、その内の、少なくとも二人から聞いた話は印象に残っている。 遠野市の山峡には時折ヤマセがやって来るが、このヤマセの中で、ときたまざわざわとした何者かの声を聞くという。…洒落怖まとめ 山怖Pa…

洒落怖Part244より「夜中のやまびこ」

俺は従兄弟達の家に二度と行かない。ちょうど去年の夏のこの頃の話。俺は従兄弟に誘いに誘われて従兄弟の家に行った。人の気配のこの山の奥には、従兄弟達の田んぼがずらーっとならんでいた。茨城県の山の奥深い所に住んでいる。従兄弟達とは昔から仲が良く…

洒落怖まとめ 時空の歪みPart2より「時空のカヨさん」

箱根の温泉旅館に行った。そこは文豪たちが定宿にしていたという由緒ある旅館。 大きな建物じゃない。その中で連れと迷子になった。いくら探しても自分の部屋がない。…洒落怖まとめ 時空のおっさんPart2 - 時空のカヨさん

洒落怖まとめ 2ch東京伝説より「すさまじい性癖」

怖いというか少し悲しい話。高校のときにAという友人がいました。不思議と気が合い付き合っていました。 Aは持てました。まったく持てない自分とは対照的でした。しかし、Aは告白される度にすべて断っていました。…洒落怖まとめ 2ch東京伝説 - すさまじい性癖

洒落怖Part238より「怖い夢を見る方法」

10年以上昔の、進研ゼミの読者投稿欄にあった話。怖い夢を自在に見る方法というタイトルが目に止まった。 「その方法とは、怖い夢を見たいと念じながら枕を踏んで寝るだけ。踏む回数によって怖い話のレベルが決まります。 1、2回なら遊園地のお化け屋敷くら…

洒落怖Part219より「学校の開かずの間」

私が通っていた小学校には開かずの部屋があった。 その開かずの間の存在は、物心ついた頃から兄弟から聞いていた。 八つ年の離れた一番上の姉が入学したのが創立七年目で、その時点で既にあったという。なぜ開かずの部屋になったかは解らないが、その部屋を…

洒落怖Part210より「病気の原因」

…髪の長い影の話の続きをする。前回の遭遇から一、二ヶ月たった後だったと思う。当時、俺はルート配送の仕事をしていた。仕事をする時間帯は、曜日によっては朝からだったり、夜中の一時からだったりと、まちまちだった。そのルート配送というのがまた怖かっ…

洒落怖Part210より「囁く」

このことは思い出すとひどく嫌な気持ちになるので言いたくはなかったんだけど、その気持ちを乗り越えるためにここで書いてみようと思う。七年くらい前は実家で暮らしていたが、そのときに起きた出来事だ。俺は床に就く時間が遅い。たいていは夜中の二、三時…

洒落怖まとめ 何でもいいから怖い話を集めてみない? Part1より「慰霊の森」

ある県の慰霊の森が幽霊だらけだって話なんだけどね。で、それで若さにまかせて探検してみようって話になったわけ、友達同士で。それで、その慰霊の森に行ってみたら、仲間の様子がおかしくなった。普段はそんなにビビリでもない奴が「もう帰ろう」連呼した…

洒落怖まとめ 何でもいいから怖い話を集めてみない? Part1より「恐怖の一夜」

祖母の家は東北のたいした田舎にある。祖父は自分が二歳の時に亡くなった。だから、祖父に関する記憶は全く無い。 小学生のころにお盆で祖母の家に行った。晩になって、家族一同で食卓を囲んでいると、突然、食卓や食器がかたかたと揺れ始めた。 地震かと思…

洒落怖Part306より「火災旋風」

クリスマスだからといって皆が皆、思い人がいるわけでもなく。友達同士で、思い人がいないもの同士、鬱々としあって過ごそうということになった。集まって何をするかというと百物語だ。百本の蝋燭を用意して、一話ごとに吹き消すというトラディショナルなや…

洒落怖Part2より「チャレンジャー号の最期」

1986年1月28日、アメリカ合衆国のスペースシャトル「チャレンジャー号」が打ち上げの後に空中で爆発、乗員7名が帰らぬ人となった。乗員は爆発によって即死したのではなかった。事故後の調査により、爆発によりコクピット部分は破壊されておらず、乗員は海面…