2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

洒落怖まとめ 不可解な体験 Part81より「雷とティッシュ」

幼稚園児だったころの記憶。ある日、天気が悪くて雷が鳴っていた。鼻をかもうとティッシュを一枚引き抜いたら、青い筋が付いていた。…洒落怖まとめ 不可解な体験 Part81 - 雷とティッシュ

洒落怖まとめ 不可解な体験Part73より「キツネ」

十七年前、吉祥寺駅周辺で悪行の限りを尽くしていた地元中学の同級生が、原付で善福寺公園の中を深夜に二人で走り回っていた時に体験したと言う話。湖畔を原付で一周、走り終えようとした時に、湖畔沿いにあるすこし開けた場所に三人の白装束姿の者が正座し…

洒落怖まとめ 山怖 Part58 より「一反木綿目撃例」

「一反木綿」という布のような形状をした妖怪がいるとされているが、各地で一反木綿のようなものをみたという目撃例がある。…洒落怖まとめ 山怖 Part58 - 一反木綿目撃例

洒落怖まとめ 不可解な体験 Part83より「叔母と蛇」

叔母が先日亡くなった。叔母と言っても自分とは十三ほどしか歳が離れていないから、姉のような存在だった。その叔母が亡くなるきわに奇妙なことを言っていて、それがどうも事実らしかったという話。叔母の病状がいよいよ思わしくないというので、せめて亡く…

洒落怖Part216より「最終退室者」

以前働いていた東京の会社で体験した話。 この会社は8階建ての建物の6階部分を、ワンフロアー間借りしてオフィスにしていた。 それぞれの階は100人以上が収容できる中規模クラスの建物だ。 この建物のその他の階には、それぞれ別の会社が入っていたのだが、…

洒落怖Part157-1より「車椅子に座るモノ」

俺は生まれつき視力が弱かった。子供の頃に入院して手術をしたのだが、その時の話だ。大きい病院じゃないと手術が出来ないということで、近くにある病院じゃなくていくらか遠くにある大きめの病院で手術をした。手術は無事に終わったが、術後に何日か入院す…

洒落怖Part216より「あえぎ声」

昔、杉並区のI公園というところの近くに住んでいた。ある深夜に友人と一緒にI公園を通りがかると、女のあえぎ声が聞こえてきた。I公園には丸太で出来たアスレチックがあって、そのアスレチックの中から声が聞こえてきた。こういうのに出くわすのは初めてで、…

洒落怖Part131より「無人の世界」

2年前のことです。当時、私は看護師をしていました現在は派遣事務の仕事をしていますが、思い返すと、よくあの殺人的なシフトをこなしていたなと思います。 17、18時間の拘束は当たり前でしたから。その日は二交代勤務の日勤でした。朝の7時半頃にいつもの通…

洒落怖Part212より「つまみ食い」

数年前、ひとりでふらりと旅行に行ったときの話。夜にホテルで寝ていたら、誰かがくちゃくちゃと物を食べている音で目が覚めた。これは寝ぼけているのでも気のせいでもないなと思って、音が起こっている元を探してみると、入り口ドアの近くに置いてある冷蔵…

洒落怖Part229より「黒い巨人」

親父が小学生の時、休みの日に爺ちゃん(親父の親父)と、ある山に山菜を採りに行ったそうだ。山の麓に車を停めて、歩いて山道に入った。そして山道から横に分け入って、木々が鬱蒼と生い茂る場所で山菜探しを始めた。親父は迷わないように爺ちゃんのそばに…

洒落怖Part243より「トーテムポール」

小学生の時に、友達のAくんと一緒によく分からないものをみて怖い思いをしました。学校が終わってAくんのうちに遊びに行っていました。Aくんの家庭は共働きで、お母さんは夕方ごろに帰ってくるのが常でした。二人で遊んでいると、15時くらいに外から車の音が…

洒落怖Part35より「百鬼夜行」

テレビを見ていたら、風水の話題を取り上げていて、玄関が北向きの家はよくないというようなことを言っていました。そういえばHの家の玄関って北向きだったよな、と友達の家の間取りを思い出しました。それで、Hに会ったときにそのことを教えてからかってみ…

洒落怖Part233より「泣き男女」

母方の人間が皆見る夢があります。昔の貴族が着るような服を着た男女が、小さな橋の上で抱き合って泣いている夢。悲痛な嗚咽を漏らしていて、抱き合っているだけ。母の弟三人がこの夢を見ています。近所に住んでいる叔父が酒の席で言っていたのですが、ある…

洒落怖Part206より「白装束」

…このあいだのことなんですけどね、街中でお腹が痛くなっちゃって。近くにあったパチンコ屋のトイレに駆け込んだんですよ。 で、用を足してほっとしていたら、トイレの外に人の気配がする。 女の人の声がして、叩き潰す、死体、片付ける、とか言う言葉が断片…

洒落怖Part196-2より「謎の声」

今さっきあった出来事。昼寝から覚めてみると部屋はまっくらだった。日が暮れるまで寝てしまったのかと思い、ちょっとした後悔の念を抱きながら起き上がろうとすると、身体が動かない。金縛りだと分かった。なんとかして身体を動かそうとするのだが動かない…

洒落怖Part243より「古い石」

三十年前に両親(と祖母)が遭遇したことで、母から聞いた話だ。夏、両親は父の実家に帰省していた。 日中、父は伯父と共に、ある土地の整地の手伝いに行っていた。その土地は新しく買った土地なのかどうかまでは詳しく聞いてないが、昔から管理してきたよう…

洒落怖まとめ 不可解な体験 Part72より「運」

小学五年生くらいまで、自分はとても運の悪い人間だった。 「こうしたい」とか「こうなったらいいな」という思いとは逆の結果が必ず出る。さいわい、大きな怪我などはしなかったんだけど、旅行に行く日に高熱を出したり、運動会の日に雨が降ったり、とにかく…

洒落怖Part273より「失踪事件」

ここ最近に出現する不審者や変質者は、昔ほど怖くはないなと思う。 私が子供の頃は、男子女子関係なく、学校の生徒ほぼ全員が露出狂に接触していたくらいだ。運動会に露出狂が出現して、徒競走に混じって走っていたときはさすがに怖かった。 露出狂に追い抜…

洒落怖まとめ 山怖Part57より「鹿の群れ」

林業をしています。 仕事中に不思議なものに出くわしたことがあります。鹿の群れが迫ってきたので、あれ、昼間から鹿の群れなんて珍しいなと思いながらやりすごそうとしました。一番後ろにいた子鹿の姿が忘れられない。…洒落怖Part57 -

洒落怖まとめ 不可解な体験Part74より「ナガモノ」

二年くらい前に九州に旅行に行ったときの話。あいにく天気は曇りで、ときどき小雨がぱらついたりしていたけど、ちょうど七五三の時期だったから、晴れ着姿の子供があちこちにいっぱいいてほほえましかったのをよく覚えている。昼過ぎ頃にある水源に着いて、…

洒落怖Part48より「はなすな」

子供の頃からふとした折りに私の前に姿をあらわす男。一言、「はなすな」と言って姿を消す。 そのようなことが、今までに三度あった。最後に見たときにその男が言った言葉は「はなせ」だった。…洒落怖Part48 - はなすな

洒落怖まとめ 不可解な体験Part75より「次元移動」

「この太陽系で、なぜ地球にだけ知的生命体がいるのか知っているか?」「ホーキング博士は素晴らしい。ビッグバンによる宇宙の形成を解き明かしたからね。 ただ残念なのは、無から有は生まれないことを無視した理論なんだ。ビッグバンはたしかに起こった。た…

洒落怖Part292より「すれ違う」

妙見山の裏の道をバイクで通っていた。夜中になると妙なものをみる。おじいさんやおばあさんが歩いているのである。 あるとき、気になって、すれ違ったあとにUターンをしておじいさん、おばあさんの姿をまた確認しようとしたら、すでに人影はなかった。…洒落…

洒落怖Part10より「廃屋のミイラ」

小学生の時の話。私が住んでいたのは瀬戸内の小さな島だったが、そこに一件のあばら家が有った。もう随分長い事空家のようで、家の中は荒れ果てており私たちはその家を勝手に幽霊屋敷だと呼びあっていたのだった。ある日、その空家を探検しようと言う事にな…

洒落怖まとめ 山怖 Part62より「遭遇」

父が子供だったころのこと。父の住んでいた辺りは自然が多く残っていた。鹿や猪などをみることも稀ではなかった。そんな山の中で一度だけ、人のようなものに出会ったことがあるらしい。…洒落怖まとめ 山怖 Part62 - 遭遇

洒落怖Part116より「海からやってくるモノ」

普段付き合いのいい同僚は、海に行くことだけは頑として断る。なぜかということを酒席で問いただしてみたら、昔の経験を話してくれた。彼が大学生のときのことだ。後期試験が終わったあと、冬の季節に友人と一緒に旅に出た。旅と言っても大げさなものではな…

洒落怖Part298より「ツッコミ」

このあいだ、目の前で人が死んだ。駅で電車を待っていたら、サラリーマン風の男が、ホームに入ってきた電車に飛び込んだ。目の前で人がぐちゃぐちゃになった。その光景を目にしたときに心の中に湧いた感情は、驚きや、恐怖ではなく、怒りだった。血しぶきで…

[都市伝説またはネットロア」洒落怖Part244より「地下の住人」

むかし、配水管の点検をするアルバイトをしていた。地下に潜り、配水管に異常はないかを調べる仕事だ。ちょっとした冒険みたいで毎回わくわくしながら働いていた。まだ仕事を始めたてのころ、地下に潜ると人がいることがあるから気をつけろと先輩に言われた…

洒落怖まとめ 山怖 Part6より「UFO」

知り合いのアメリカ人の学生に聞いた話。彼には変わった友人がいるのだそうだ。幼なじみなのだが、小さいころからUFOに夢中なのだという。 UFOを信じる怪しげな団体にも入っているのだとか。その友人は所属している団体の情報により、町の近くの山でUFOがよ…

洒落怖Part296より「動物たちの試練」

その日は林業関係の取材で「低コスト・高効率作業システム」という題目の研修会に同行した。 内容は、まず導入を進める作業機械の説明などを公民館でおこない、その後に実際の作業風景を見学するというものだ。 林業関係者なら分かると思うが、グラップルと…