妙な噂

洒落怖PartPart276より「航空業界のタブー」

「雨上がり決死隊」の宮迫博之氏が聞いた話だ。氏はバーで酒を飲んでいて、ふとしたことで隣席の二人連れと話をし始めた。 最初は「いつも見てますよ」「ありがとうございます」というような当たり障りのない会話から始まったが、そのうちに航空業界の話にな…

洒落怖Part278より「埋めた井戸」

もう二十年来連絡を取っていないですが、かなり前に勤めていた道路舗装作業員の人で、通称を「春さん」という大先輩がいました。その春さんが語ってくれた井戸についての話です。春さんが道路舗装の仕事を始めて五年ほど経ったときに、ある仕事が舞い込んで…

洒落怖Part238より「怖い夢を見る方法」

10年以上昔の、進研ゼミの読者投稿欄にあった話。怖い夢を自在に見る方法というタイトルが目に止まった。 「その方法とは、怖い夢を見たいと念じながら枕を踏んで寝るだけ。踏む回数によって怖い話のレベルが決まります。 1、2回なら遊園地のお化け屋敷くら…

洒落怖Part219より「学校の開かずの間」

私が通っていた小学校には開かずの部屋があった。 その開かずの間の存在は、物心ついた頃から兄弟から聞いていた。 八つ年の離れた一番上の姉が入学したのが創立七年目で、その時点で既にあったという。なぜ開かずの部屋になったかは解らないが、その部屋を…

洒落怖Part2より「チャレンジャー号の最期」

1986年1月28日、アメリカ合衆国のスペースシャトル「チャレンジャー号」が打ち上げの後に空中で爆発、乗員7名が帰らぬ人となった。乗員は爆発によって即死したのではなかった。事故後の調査により、爆発によりコクピット部分は破壊されておらず、乗員は海面…

洒落怖Part289より「禁句」

神域の力の及ぶ場所で使ってはいけない言葉があるという。私はそのことを通っている句会で知った。…洒落怖Part289 - 禁句

洒落怖まとめ 不可解な体験 Part78より「大学の地下空間」

国立のとある大学に通っています。大学には妙な噂があります。戦時に作られた巨大な地下空間があるというのです。話は私が大学二年生の時。委員会活動の一環で、ある建物の管理を数日任されたことがあります。その時に、私たちは噂の地下空間を見つけ出した…

洒落怖まとめ 山怖より「不可解な写真」

昔、不思議な写真を見たことがあるんだよね。秋の山の写真で、一見なんの変哲もない風景写真なんだけどね、奇妙に人が写り込んでるの。 山の尾根に人が腰掛けてる。服装はなんだか白い帽子にジャケットを着ただけというような軽装。 そんなところに腰掛けら…

洒落怖Part46より「死相」

死相の本というものがある。広辞苑くらいの厚さのある本で、ひとびとの生前の顔と死後の顔の写真が掲載されているだけの本だ。洒落怖Part46 - 死相

洒落怖Part289より「消えたペニス」

アメリカ合衆国、テキサス州で起きた事件。二十四歳の男性が、畑仕事中に立ち小便をしようとしたところ、自身のペニスが無くなっていることに気が付いた。 男性は、驚きの余りその場で失神してしまった。目が覚めて、ペニスが無いことを再確認した彼は、自殺…

洒落怖Part145より「作った七不思議」

どこの小学校にも七不思議の噂はあるものだが、私が通っていた小学校にはありませんでした。そういう不思議な話が私たちの学校にも欲しい!というので、友達と一緒に七不思議をでっち上げて、みんなに噂をしました。 すると、七不思議の噂は少しずつみんなの…

洒落怖Part129より「ゲシュタルト崩壊」

かつてナチスがユダヤ人に対して行った人体実験にこういうものがある。 鏡に映った自らの姿に対して「お前は誰だ」と言い続けさせるのである。 実験の開始後、十日間が経過したころから対象に異変が起こり始めた。 判断力が鈍り、物事が正確に把握できなくな…

洒落怖Part289より「クラス替えアンケート」

俺以外にこんな体験をしたことがある人はいるのかな?小学校のクラス替えの時の話なんだけど。毎年三月になると、先生たちの離任式のあとにクラス替えの発表がある。 それで、友達と一緒のクラスになりたいとか、好きな女の子と一緒のクラスになりたいとか、…

洒落怖Part76より「さくら池」

小学生だったときの話。通学路から少しはずれたところに、さくら池という、かなり大きい農業用水池があった。僕たちが住んでいた団地は、さくら池の先にあったから、下校のときはさくら池のほとりを通る近道を通って帰るのが常だった。 もちろん、学校は通学…

洒落怖Part40より「指紋」

大学での友人S子が経験したことです。ある日、S子が自宅に戻ると部屋が荒らされていました。警察を呼んで調べてもらったのですが、その部屋からは犯人の指紋がひとつも見つかりませんでした。それどころか、誰の指紋も残っていませんでした。CDの一枚一枚、…

洒落怖Part178より「奇妙なプレゼント」

カナダのバンクーバーの郊外にある住宅地では、紅葉の季節になると玄関先にどんぐりが置かれているという。この奇妙なプレゼントが配られ始めたのは、三年前から。特に理由も無く突然始まったので、当時もニュースで話題になったが、最近の驚愕の発見で再び…

洒落怖まとめ 山怖 Part6より「UFO」

知り合いのアメリカ人の学生に聞いた話。彼には変わった友人がいるのだそうだ。幼なじみなのだが、小さいころからUFOに夢中なのだという。 UFOを信じる怪しげな団体にも入っているのだとか。その友人は所属している団体の情報により、町の近くの山でUFOがよ…

洒落怖Part35より「雨宮さん」

自分は数年前まで警察の人間でした。大学を出てすぐ東京都豊島区の警察署に配属されました。 自分は東大出のいわゆるキャリア組で(自慢に聞こえたらすまない)、いわゆる期待の星。 そういう背景もあって、お偉いさんたちには自然可愛がられる傾向に。で、…

洒落怖Part233より「開かずの島」

硫黄島が未だに、民間開放されてないのはなぜか。社会常識としては、硫黄島が軍事上の重要拠点になってるから。真相は単純。その原理は、旅館の開かずの間と同じだ。出るんだよ。夥しい数の英霊が。それも、日米混合で。硫黄島がベトナム戦争並みの激戦区だ…

洒落怖Part165より「nanaco」

自殺志望者が集まるサイトというものがあり、そこに集った者たちが本当に自殺してしまうこともあるが、そういういった複数の事件に絡んでいる「nanaco」というハンドルネームの人物がいるという。…洒落怖Part165 - nanaco

洒落怖Part3より「長谷川龍生」

詩人・長谷川龍生(りゅうせい)は当時静かな仕事場を探していた。そして世田谷区の某所に破格に安い一軒家があったので、そこを借りることにした。あまりに安い物件なので、なにかあるかもしれないとはうすうす予測していたらしい。だが、長谷川氏は天涯孤…

洒落怖Part263より「放送室・見るとおかしくなる」

どこの小学校にも、七不思議とか、そういう学校でおこる怪異についての噂はあるものだ。だが、俺の通っていた小学校では、そうした噂がなぜか放送室に集中していた。… 洒落怖Part263 - 放送室・見るとおかしくなる

洒落怖Part170より「計画」

1857年にイルミナティの最高幹部に就任したアルバート・パイクが、革命指導者ジュゼッペ・マッチーニに送った書簡をご紹介しましょう。1871年に出されたこの手紙には「世界を統一するために今後3つの世界大戦と3つの大革命が必要だ」と書かれていました。 「…

洒落怖Part17より「廃屋」

私の住まいの近くには、ぼろぼろになった和風の廃屋があります。この廃屋は、ぼろぼろなだけではなく、どうしたことか中に木が生えており、二階の雨戸を突き破って枝が伸びていました。小学生だった私は、その廃屋のことを不気味に思いながら通学していまし…

洒落怖Part212より「呪いの柿」

小学校五年生の秋のことだ。郊外にある従兄弟の家に遊びに行った。従兄弟の家は農家だ。従兄弟が「呪いの柿」というものがある、と言い出したので興味を惹かれた。従兄弟の家の柿の木は、枝が一階の屋根の軒先まで伸びている。その枝に付いている実が「呪い…

洒落怖Part206より「ヒトガタ」

インターネットで存在が噂されている「ニンゲン」というUMAの話を聞いて思い出した事がある。人間のような形をした小さい生き物がいるのだ。東北の河川一帯を中心にして「ヒトガタ」と呼ばれる生き物が目撃されている。イワナやヤマメに寄生して栄養を吸い取…

洒落怖Part163より「役目」

我が社の社屋は、とかく辿り付くのが難しい事で有名だ。営業に来た他社の社員が辿り着いた安堵感で号泣したり、会社説明会を受けに来た学生がまとめて全員道に迷って、結局中止になった事もある。ところが、「レンズ状の窓のついた、昭和っぽいデザインのク…

洒落怖Part1より「キレイな自殺者」

とあるマンションで、女性の死体が見つかりました。そのマンションは飛び降り自殺が頻繁に起こる場所だったので、女性も自殺したのだろうと警察は結論づけました。しかし、マンションの周辺には多くの木々が植えられており、飛び降りの場合は木の枝などが折…

洒落怖Part13より「臨月若妻殺人事件」

<臨月若妻殺人事件(未解決事件)>1988年(昭和63年)3月18日午後7時半すぎ。会社員の森山靖男(仮名/当時31歳)は仕事を終え、名古屋市中川区の新興住宅地にあるマンションの自宅へ急ぎ足で向かっていた。 自宅には当初の出産予定日が3月13日ですでに5日…

洒落怖Part34より「自殺の監視」

弟が見つけてきたアルバイトの話。弟が大学二年生だったころ、弟の友人のKが稼げるバイトを見つけてきたらしいのです。給料は五十万円。期間はひと月でした。場所は、海がきれいなことで知られている有名な観光名所です。内容は、崖にやってくる自殺志願者を…