洒落怖Part120より「ヤマダとサタケ」


去年の夏の話。あまりにも不気味だったので日付まで覚えている。八月十三日だ。

友達のH美から携帯に着信があった。出てみると男の声がする。

喪女の私に男との接点はない。どなたですか?聞いてみると、電話番号何番?などと意味の分からない返答をする。

あなたがかけてきてるんでしょう?そう言って私は電話を切った。

するとまた電話がかかってきた。今度は非通知だった。

男は電話に出るなり、かけてくんなこの野郎、と言った。あまりの訳のわからなさに私は混乱した。…

洒落怖Part120 - ヤマダとサタケ