洒落怖Part62より「生き埋め」
知人から聞いた話だ。
その知人にはチンピラの友人がいて、そのチンピラはある暴力的組織の末端構成員だったそうだ。
知人と、そのチンピラとは、度々夜の街に繰り出して、めぼしい女性に声を掛けては連れ出して陵辱していたという。
ある夜、知人は体調が悪かったので、チンピラと一緒に街に繰り出すことはできなかった。それで、チンピラはひとりで女性を物色していた。
それで、チンピラは見目よい女性に声を掛けて連れ出した。
そして、嫌がる女性に無理矢理、違法薬物を打ち込んで、ぐったりしたところを思うさま行っていたそうだ。
そして、ことが済んだあと、チンピラは女性の様子がおかしいことに気が付いた。
女性は死んでいた。
チンピラは、ヤバイ、と思った。それで、どうしようもなかったので、暴力的組織の目上の者に連絡を付けた。
その目上の者が現場にやって来て、死んでいる女性を見てみると、顔色が変わった。
その女性は、さる暴力的組織の関係者の娘だった。もし、チンピラが娘を殺したことが分かれば、ただ事では済まない。
目上の者はこう判断した。今日は、こういう事は一切起こらなかった。関係者など存在しない。俺も知らない。
目上の者は、女性の遺体をこっそりと埋めることにした。そして、チンピラも当然同行させた。
もちろん、チンピラも一緒に埋めるためだ。…