洒落怖Part193-2より「キュルルル」


以前、私は電話や来客を応対する、いわゆる受付嬢をしておりました。

当時その会社にかかってくる電話は、実際その四割が業務と全く関係のない営業電話であったり、迷惑電話であったりとその多さたるや、一日中お断りの言葉を繰り返していると実感したほどでございます。
ナンバーディスプレイを導入するも、実質あまり意味を為しておりませんでした。
また、業務は大変忙しく、事業内容が貿易関係だったのもありまして海外からのご連絡も少なからずあり、ただの受付である私も深夜十二時過ぎまでのシフトを組まされ、ひたすら電話応対をする日々でした。

前置きが長くなりましたが、その日々の中で私が受けてしまった、とても奇怪な電話のお話です。…

洒落怖Part193-2 - キュルルル